探仏記Ⅲ ~気まぐれ仏像探訪~

気が向いたら出かけてみようか・・・

三重塔

訪塔記

以前から仏塔には興味を持っていたはずなのだが、いつの間にフェードアウト。先週、奈良に行った際に興福寺の五重塔・三重塔、談山神社の十三重塔、薬師寺の西塔(三重塔)を見てきて、改めて塔に魅力を感じ始めた(薬師寺・東塔は残念ながら改修中)。仏像と違って写真が撮れるのもいい。これまでどんな仏塔を見てきたが(実際には大して集中して見てないとは思うが)これまでのログから確認してみたところ、結構色々見てる事が判明。画像ファイルが残ってなかったり、撮影し忘れてるところもありそうだが、取り合えずあるものを並べてみた。

■ 国宝 ■重要文化財 ■登録有形文化財 ■地方指定文化財 ■無指定


五重塔

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法隆寺の五重塔は別格。東寺・興福寺はその高さに驚かされる、それぞれ京都・奈良のランドマーク。法観寺(八坂の塔)は遠目にも絵になる、こちらも京都東山のランドマーク。寛永寺の塔は上野動物園に入園しないと近くで見れないのがネック、未だに柵外からしか見たことがない。だいぶ前になるが、羽黒山に行った際に五重塔を見てる筈だが、写真が見つからず。国宝塔は全部見てみたいなぁ、まずは醍醐寺・五重塔から行ってみようかな。



三重塔

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三重塔は全国に一番沢山あるようで、見た数もそれなりにあった。ただ、あまり印象に残っていなくて、そう言えばあったなぁ、というものが多い。浄瑠璃寺の塔は池の対岸からチラッと見えるのがいい。薬師寺の東塔・西塔は完成度が高い。一見六層あるように見えるが実は三層構造でれっきとした三重塔の仲間。



多宝塔

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多宝塔は二層目の円形が美しく昔から好きな塔。一層目の屋根の幅や反りとのバランスで個性がでる。一番、楽しみにしていた高野山・金剛三昧院の多宝塔は、訪れた時にたまたま改修中で覆いの中、残念。金剛三昧院の塔と双璧をなすといわれる石山寺の多宝塔も素晴らしい....ただ、中の快慶仏見たさが優先してしまい、塔自体あまりじっくり見てこなかったのが悔やまれる。高野山の根本大塔は新しいがスケールが大きく、一見の価値あり。高野山は仏塔が沢山あって塔巡りするのも楽しい。



その他の塔

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最後は「規格外」の塔。一部は塔に分類してよいかわからないが....。先日見てきたばかりの談山神社・十三重塔はバランスが素晴らしく美しい。海老名にある旧相模国分寺の復元七重塔。1/3スケールという事で実塔がこの3倍の高さだったのは驚き、難しいだろうけどいつの日か実物大で復元してもらいたい。1970年に大阪で開催された日本万国博覧会で東大寺の七重塔が再現され、残念ながらその塔は解体されたようだが、相輪が東大寺に寄贈され境内に設置されてる、これは何度か見ている。

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せっかく塔があるのに見てこなかった事もある。例えば高野山・光台院は裏手に多宝塔があり気付かなかった。善光寺でも塔があったはずだがスルーしたようだ。今度はあるものは必ず見てこなければ!

以前に購入した『日本の名景 塔』の巻末に掲載されている全国の塔一覧を参考に地図を作ってみた。
〈画像をクリックするとGoogle Mapに移動〉

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(9月2日追記:塔の画像はこちらにアップ ↓ )

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それにしてもひどい写真ばかりでがっかり。今度は少し時間をかけて納得いく写真を撮ってこようと思う。

談山神社~薬師寺

(記載日:2017/8/5)

旅の2日目。元々何も予定がなかったが、前夜に談山神社の特別開帳情報を知り、行ってみることした。7時に宿を出発し、JR桜井線~バスと乗り継いで朝一番で現地に到着。この辺りは多武峰(とうのみね)と呼ばれている。(いつも、たぶほう、と読んでしまうが....)


談山神社

前回来た時は秋で紅葉がきれいだった。

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少々きつい階段を上りきり、右手に進む。

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向かって右が拝殿、左が本殿。このエリアには入れず、拝殿から本殿に向けて拝む形になる。

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拝殿の方に入ってみる。外廊下にある印象的な吊り灯篭も健在。

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中には幾つかの展示があったがあまり覚えてない。目玉は「国宝・粟原寺(おおばらでら)三重塔伏鉢」、塔の相輪の付け根あたりにある伏鉢と呼ばれる部分。
通常は奈良博で展示されてるらしいがたまたま里帰りしていたみたい。「粟原寺」は現在廃寺となっており、この近くにあった寺のようだが談山神社との関係は不明。

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拝殿を出て西側に進むと壮大な十三重塔。屋根を積み重ねたような独特のスタイル。全国でもここにしかなく、とてもに絵になる塔だ。(写真が下手で伝わらないが....)

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塔の脇を進み権殿前の階段を下ったところが目的地。旧妙楽寺の講堂であった神廟拝所。「談峯如意輪観音」の特別開帳。

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何と、中は撮影自由。それにしてもカメラの腕が悪く、肝心のお像はピンボケ.....トホホ。

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如意輪観音は鎌倉期の作、端正な顔付をしており、六臂がバランスよく配されていて、とても美しい像だった。自分ひとりだけだったのでしばし独占拝観。他にも藤原鎌足公の像や、伝運慶作の狛犬、などバラエティに富んだ展示(少々雑多?)。

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戻りのバスの時間まで30分ほど境内をグルグル散策。境内東側の東殿(恋神社)、西側の総社本殿は、本殿建替えの際に旧本殿を移築したもの。

到着したばかりの時間帯は曇っていて涼しくて爽やかだったが、時間と共に日が出てきて暑い暑い。往きのバスは7~8人乗っていたが、戻りは3人だけ....他の人は残って一体何やってるんだろう?と思いながら次の場所へ。

と言っても次を決めておらず.....途中バスを下りて聖林寺に行くか、桜井駅から安部文殊院を目指すか、はたまた飛鳥方面へ行ってみるか.....色々考えたが、京都までに行く途中にあるところ、という事で薬師寺に決定。


薬師寺  
山号-
宗派法相宗大本山

こちらもかなり久ぶりの訪問。北側の受付から白鳳伽藍に入場、要するに裏から。東僧坊の前には蓮の花。

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【食堂】


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まずは先日落慶したばかりの食堂へ。堂内は三面が絵画で埋め尽くされており、中央に阿弥陀浄土三尊図。シンプルで広大な空間、かなり落ち着ける場所だった。三尊図はあまり着色されてない下の方から、上に向かって色濃くなり、天上の極楽浄土が華やかな世界である事を想起させる。素晴らしい絵画だったのだが、阿弥陀如来の左眼下あたりに金色のホクロのような点があり気になった。画材が剥落して露出したものか?

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【東院堂】

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東側の回廊を進んで東院堂へ。前にいた方々が退堂したため、独占拝観となった。聖観音は東博に行くたびに1室の摸刻像を見ているので、あまり久しぶりには感じなかった。ここの四天王が結構お気に入り、色彩が残っていて各尊の顔の色が異なるのも面白い。


【中門】

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正面の中門に到着、本来はこちらから入るのが正解。

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金剛力士像は向かって左側の方が「こっちへ進め」と言ってる感じ。


【西塔】
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東塔は平成31年まで改修中で周囲をすっぽりと覆われている(画像なし)。反対側の西塔はまだ新しいが、東塔を模していることもありデザインやスタイルが素晴らしい。何百年か後にはいい味が出てくることだろう。


【金堂】

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そして金堂。薬師三尊とご対面、日光・月光両菩薩は優美。僧侶による講和の時間帯には間に合わず残念。


【講堂】

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続いて講堂。弥勒三尊はいつもあまり印象に残らない。今回もあまり残ってない。それよりも両脇のアサンガヴァスバンドゥの兄弟僧の方がインパクト大。興福寺ではこの二人は無著・世親と呼ばれている....(違い過ぎる)


帰りの新幹線を割と早めの時間帯で確保してしまったので、ここで切り上げて京都に向かうことに。今回は美術館・博物館以外は俊乗堂、談山神社、薬師寺と、8~9年ぶりに訪れた場所ばかりでとても懐かしかった。夏休みで混んでるかと思いきや、東大寺の南大門周辺以外は混雑もなく、のんびり巡れてよかった。京都・奈良方面は今年だけで4回来ており、もういいかな、という感じがしているが、また何かの開帳情報とかがあると行きたくなるかもしれない。

『奈良 西大寺』展~東大寺~『源信』展

(記載日:2017/8/5)

快慶展から早二ヶ月、虚脱状態というか燃え尽き症候群というか、仏像拝観へのモチベーションが低下したまま。しばらくは仏像から距離を置いてきたが、東大寺の俊乗堂特別拝観が7月31日まで、一方で西大寺展大阪会場が7月29日よりスタートと俄然行ってみたくなった。一度に2つ見るには29~30日で行くしかない。という事で一泊二日の日程で出かけることに。

早朝の新幹線で京都に到着し、天王寺へ直行。あべのハルカスに初見参、エレベーターで16階へ。


あべのハルカス美術館
創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝


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東京会場に続き、二度目の西大寺展。三井記念美術館は少々地味な雰囲気だったが、こちらは入口から色鮮やかで華やか。なぜ大阪会場にも来ようかと思ったかと言えば、東京会場で見逃した浄瑠璃寺・吉祥天と、宝山寺の制咤迦童子が出展されるため。

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会場は三井記念美術館より広く開放的に感じた。この日は初日で開場したばかりの時間帯だったがまったく混んでおらず、むしろ快慶展の時ように人がまばらで若干拍子抜け。(下の画像はチケット)

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結論から言うと、出展仏が半分くらい違った事もあり、東京会場より見応えがあったと思う。

〈クリックで拡大〉
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興正菩薩:4軀の興正菩薩像があり、額の皺、頭部の凹み、眉の下がり具合もほぼ同じ。見比べも面白い。
文殊菩薩:3軀の文殊菩薩像が3方向に向いている展示方法がまず素晴らしい。般若寺・文殊は間近で見ると童子形ながら険しい表情、一方の大智寺・文殊は安阿弥作(=快慶・作)と伝わっており、確かに角ばった顔付きや眼の雰囲気が安部文殊院像に近しい雰囲気。法華寺像のみ獅子が来ておらず残念、こちらも騎獅子スタイルだったら更に迫力ある展示になったと思う。
釈迦如来:お堂で拝観した時より明るいこともあり、衣文線や模様がはっきりとわかる。流麗な衣文線は本当に波打ってるようで見事、実に芸術的。
吉祥天(浄瑠璃寺):まず驚くのが大きさ。堂内では厨子に入り遠め、しかも周囲が等身仏のためかなり小仏に見えるが実際は三尺阿弥陀くらいありそうでびっくり。そして色彩がかなりよく残っている事も驚き。写真でみるとポッチャリした印象だが、実にスラッとした美人さんだった。(MJが惚れるのも納得)
制咤迦童子(宝山寺):再会できたのがまず喜び。江戸期の作ながら鎌倉仏に負けず劣らずの完成度。達観した童子の眼、その姿勢と相まって何と哲学的か。作者が湛海/院達となっており、この院達なる仏師が恐らく湛海の意を汲んで造像していたものと思われる。仏師・院達、他の作も気になるところ。
大日如来(浄瑠璃寺):こちらもお会いしたかった像。秀麗な顔付き、とても理知的で腕利きの慶派仏師の作である事は一目瞭然。
不動明王二童子(浄瑠璃寺):浄瑠璃寺堂内で最も好きな三尊。特に太々しい制咤迦童子の生意気ぶりに脱帽。
一字金輪三尊:一字金輪仏頂尊という像は初めて(中尊寺像が有名?)。像容があまり思い出せないが不動・愛染の両明王を従えてどんなキャラクターなのかが気になった。
不動三尊(松林寺):江戸期の像で制咤迦童子は独特の頬杖ポーズが個性的。

全体的には浄瑠璃寺像群が際立ってよかったのと、宝山寺・制咤迦の達観した眼差しがとにかく印象的な展示会だった。東京会場の印象が本当に消えてしまうくらい、大阪会場は充実していたと思う。




続いて奈良に移動。

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奈良に何度も来てるくせに、「ぐるっとバス」の存在を初めて知った。JR・近鉄両駅周辺の主だった場所を周回する観光客向けのバスなのだが、このバスが凄いのは若草山のほうまで上ってくれる事。手向山八幡宮の近くにも停留所があり、坂を登らずに法華堂界隈に行けるという優れもの。



東大寺    
山号-
宗派華厳宗


【不動堂】


手向山八幡宮の方から東大寺境内に入り、まずは久々に不動堂へ。お断りして堂内に入るも、とにかく暑い。暗いので目を凝らして五大明王を見ようとするが、薄っすらとわかるレベル、それよりよりも暑くて体がもたない。すぐに出て来てしまった。

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【俊乗堂】

続いて、今回の目玉のひとつである俊乗堂へ。通常は年に2日ほどしか開かないため、なかなかチャンスがないが、今回は特別に7月一杯開いており、実に9年ぶりくらいに中へ入る事ができた。

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中央に重源上人、向かって左手に平安期の愛染明王、右手に快慶・作の阿弥陀如来。重源像の
本当にそこに老いた僧がいるかのよう、リアルさにはいつも驚かされる。秋の運慶展での再会が楽しみ。快慶の三尺阿弥陀は快慶展でお会いしたばかりだが、お堂にいるとオーラが全然違う。お香の煙や光の具合の加減のせいか立体的に見え、もの凄く存在感を感じた。やはりこの像はここでお会いすべきなのだと確信。(下の画像はチケット)

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【大湯屋】

この建物の前は何度か通っているが、入ったのは初めて。中央に大きな鉄製の湯船があったのだが、それ以外があまり思い出せない。まぁ、中がどんなになってるかわかったという事で.....


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【東大寺ミュージアム】


あまりの暑さに避暑がてらミュージアムに入館。快慶展に出展されてた西大門勅額の八像も元の場所に納まっていた。かつて法華堂に安置されていた地蔵菩薩は、堂内にいた時にあまり印象になかったが、近くで見ると精悍な雰囲気だった。弁才天は大半の部分が修復されて継ぎ足されているのがよくわかる。

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【南大門】

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続いて、徒歩でお隣の奈良博へ。外は暑いので涼しい博物館で助かる。



奈良国立博物館
1000年忌特別展. 源信 地獄・極楽への扉

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最後は奈良博で源信展。「源信」という名前は正直聞いたことがなかったが、恵心僧都は何となく....のレベル。法然や親鸞よりもずっと前に浄土信仰を広めた僧で死後の世界をイメージ化したらしい。その後継者がこれをベースに色々ビジュアル化したとの事。日本人は長い間、このイメージがのおかげで、生きてる間になるべく悪事を控え善行を施そうしてきた筈なので、そういった意味では画期的。

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展示は以下の通り。出陳品一覧の会場図を拝借して仏像レイアウトを上書き。

メイン展示である六道絵(ずっと六道図って覚えてた....)を順に見ていったが、印象に残ってるのは修羅道の部分で、上方に阿修羅と帝釈天が争っている姿が描かれており、これには興奮を覚えた。

〈クリックで拡大〉
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仏像はあまり多くはなかったが、前半のラストに鎮座する東大寺・閻魔王はこれまで拝観したどの閻魔王よりも迫力があり見ていて怖くなった。源信の創造した世界は確実に現代に引き継がれている.....

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即成院の二十五菩薩のうちの3軀は間近で見る機会が少ないので貴重な機会。後期には別の3軀がお出ましになるようだ。菩薩の呼称が平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩みたいに〇〇号となっており、展示仏から推測すると以下のような番号割り振りになっていると思われる。脇侍2軀は番号がついているか定かではでない.....(注意:あくまでも個人の推測)

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【なら仏像館】


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最後は少しだけ展示替えのあった仏像館をさらっと1周。快慶・作の浄土寺・阿弥陀如来が中央室の中尊として復帰、秋篠寺・梵天が降三世明王のいる室に移動していた。快慶・作の正寿院・不動明王は姿が見えず.....お寺のほうに戻ったのかな?


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この後、興福寺の境内を通りニ塔を見ながら宿泊地へ向かった。

京都一日旅: 清水寺~法観寺~建仁寺~西福寺~妙法院~京博

いつものように急きょ日帰りで京都旅を決行。今回の目的はズバリ京博の泉涌寺展。他は何も決めずに出発。移動中に行き先を決めればいいやと思ったのが甘かった・・・・前日遅くまで飲み会だったこともあり、新幹線に乗った途端爆睡。少々体もだるく、若干気分悪い状態で京都駅に降り立つ。取りあえず本堂改修工事が迫っているという清水寺へ久々に行ってみることに・・・・結果的にグダグダな旅になってしまった。

清水寺
山号音羽山
宗派北法相宗
9年ぶりくらいだろうか、久々の参拝。9時台でもすでに人が多い。
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本堂内は本尊(前立)・千手観音と二十八部衆が金網越しに拝観できる・・・・が、暗い堂内で目を凝らしても単眼鏡で見ても輪郭くらいしかわからず、残念。西門・釈迦堂・阿弥陀堂・奥之院など改修工事中の建物が多く、個人的にはあまり見所がない感じがした。本堂も近々改修工事に入るらしい。
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法観寺 八坂の塔
山号霊応山
宗派臨済宗建仁寺派
続けて、清水寺から坂を下り「八坂の塔」で有名な法観寺へ。そもそも、重文の五重塔は遠目にしか見たことがなかったし、法観寺という寺名も何かで聞いたことがあるくらい。塔は近くでみるとなかなか立派。
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拝観料を払って境内に入ったが、五重塔と2、3の堂宇があるのみ。
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何と五重塔は中に入る事ができ、しかも二層目に上れる!これはなかなか貴重な体験。おまけに撮影OKとあって、色々撮らせて頂いた(悲しいことに大半がピンボケ)。
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二層に上る急階段、心柱も見れる。二層は天井が低く中からの景色はそれほどでもなかったが経験としてはよかったかと。壁画も当時のものかわからないがきれいに残っている。
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初層には心柱を中心に以下のように四方に如来が配されている。
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西方の弥陀如来はどう見ても大日如来なんだけど・・・・作風はどれもバラバラ、古仏のようでもあるし、提供者名が書いてあったので新しい時代のものかもしれない。いずれにせよ、塔の中で四仏が拝観できる環境は素晴らしい。
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境内には他に薬師堂・太子堂があるが、拝観できる堂宇としてはこれだけ。しかしながら、先ほどの清水寺よりは個人的には見所が多く感じた。


建仁寺
山号東山
宗派臨済宗建仁寺派大本山
次に行く所をなかなか決めれずにいたが、時間が勿体ないので徒歩圏内にあるところを探して一番近くの建仁寺に行ってみた。到着してから高台寺に行ってもよかったかなと思ったが、反対方向ということもあり今回は断念。建仁寺も堂内含めて撮影は自由。
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ところで、建仁寺って何で有名なんだっけ?というレベルで訪れたものだから見所もわからないまま入堂。俵屋宗達の風神雷神図屏風だ!と途中思い出した。本物はガラス越の拝観になり、うまく撮れなかったのでデジタル復元版を撮影。ほとんどの襖絵や絵画は復元されたものだった。
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法堂の双龍図は迫力があった。さすがに禅宗寺院は自分と向き合うために心を落ち着ける仕掛けが沢山施されているが、個人的には仏像を見てテンションを上げて心を満たしたいという煩悩が今のところ勝っていて、落ち着ける場所で落ち着かない感じ。
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西福寺 子育地蔵尊
山号桂光山
宗派浄土宗
建仁寺からまた徒歩圏内の六波羅蜜寺に向かう途中で「京の冬の旅」という看板を発見、知らないお寺だったがせっかくなので寄ってみる。同じく特別公開の対象になっていて仏像拝観できそうな壬生寺と聖護院が今日は拝観休止となっていて残念。
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入堂直後に団体45人が入ってきて一時狭い堂内すし詰めのような感じに・・・・参った。本尊は室町時代の仏師、春日・作の阿弥陀如来、少々つり目気味だが堂々たる体躯。脇には毘沙門天。どちらも煤で黒くなっている。人がいっぱいという事もあり、肝心の地獄絵図はさらっと見ただけで退堂。

この後、すぐ先の六波羅蜜寺に向かったが、少々疲労気味のためスルーして小休憩することに。

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妙法院 門跡
山号南叡山
宗派天台宗
休憩の後、こちらも「京の冬の旅」で特別公開の妙法院へ。三十三間堂はいつもお世話になっているが、本家にお邪魔するのはこれが初めて。
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寺内は撮影禁止なるので、外からのみ撮影。
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大書院で狩野派の襖絵について解説しており10人ほどが中を覗き込んでいる脇を抜けて、その先の護摩堂へ。護摩堂では待望の不動三尊(不動は重文)にお目にかかるも、黒いお姿のため単眼鏡で見てもあまりよくわからず少々残念。脇侍の制多迦童子が個性的で◎。他にも小仏が沢山あったがどれもあまりよく確認ができず・・・・その先の龍華蔵という収蔵庫のようなところにも最後に仏像が数躯あり。(あまり良く覚えてないけど)

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宸殿を通って元の玄関に到着。
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宸殿と本堂(普賢堂)を外から撮影。今まで知らなかったが普賢堂は別の入口から入って常時拝観できる。行ってみたところ確かにガラス越しに中の本尊を拝観する事ができた。ただし、遠目なのであまりよくはわからない。

ところで、妙法院には門の脇に休憩所があるのだが、そこに置いてある書籍がかなり充実している。仏像本が沢山!これなら休憩も楽しくなりそう。
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妙法院 蓮華王院
山号南叡山
宗派天台宗
妙法院の境外仏堂である三十三間堂。改修工事が終了していて、仮設の出入口が設置されていた部分は障子戸で締められていた。新設の参進閣はお堂裏手と繋がっていて、そちらから出入りする(ほぼ元の形に戻った)。
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恒例の最前列100躯確認しながらの拝観。昨年末にPCが壊れて、千体千手観音に関するファイル群がなくなってしまったので、手元にある資料は前回拝観の時に印刷しておいたもののみ。拝観するたびにマニアック過ぎるなとも思いつつ、どうしても確認したくなってしまう。
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京都国立博物館
ラストはお隣の京博。夜間拝観ありの日なのでゆっくり観て回れる。
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まずは1Fの仏像スペース。

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【日本の彫刻】

千手観音: 湛慶作。三十三間堂より間近で、しかも斜め後ろからも拝観可能で◎
地蔵菩薩: 印浄作。玉眼だと思うが、左目が涙目

十一面観音: 天衣の巻き方がかなり複雑で特徴的
不動明王: 行快作。快慶・不動と比較すると、髪型のせいか愛嬌とユーモラスあり

【神像と獅子・狛犬】
●毘沙門天
(誓願寺): 宝冠部分が花のような感じ
毘沙門天(妙傳寺): 首をすくめているような感じ
伝摩多羅神: 左側に体を傾けてて飄々とした感じ
狛犬・獅子(八坂神社): 4対の中で一番凛々しい感じ

【特別公開 修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像

蔵王権現(脇本尊その2): 像容が定まっていない時代の作で足を上げないタイプ。

2015年の『
蔵王権現と修験の秘宝』展では7躯のうち本尊と脇本尊1躯を除く5躯の展示だったが、今回は未展示だった脇本尊の修理が終わって公開されたもの。これで脇本尊6躯は全躯拝観。


続いて隣の特集陳列スペース。今回の旅のハイライト!
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特集陳列 皇室の御寺 泉涌寺
三宝荒神: 肌の色が生々しく、像形にも破たんがない慶派の作
護法神: 十二神将っぽいが、こちらは皆上半身が裸。
楊貴妃観音: 想像より大きく、顔も大きく、そして眼も大きかった・・・・
月蓋長者: 欠失した善財童子と共に、かつては楊貴妃観音の脇侍を務めた 宝冠阿弥陀: 快慶作。快慶作品の中で上位に入る美仏

今回の京都旅は、三宝荒神・楊貴妃観音・宝冠阿弥陀の3躯の拝観に来たようなもの。

三宝荒神は子嶋寺の僧が感得した「子嶋荒神」仕様で、頭上に興福寺・文殊菩薩と同型の方形を戴く。肌色がきれいに残っており、蝋人形のようにも思える。5躯の護法神は小ぶりながら
こちらも慶派の作のようで写実的、由来・名称・キャラクターなどは不明との事。

そして寺外で初めて拝観する楊貴妃観音・・・・想像よりも大きくてまずビックリ、そして下から拝むように見上げたところ、眼が大きくギラギラしていてまたビックリ。顔も体に比べて大きく、光背がないこともあってお寺で見る優雅で繊細な雰囲気は微塵もない、表現が難しいが野性味ある感じにただ唖然。結論としてはお寺で遠目に見たほうがはるかに良いという事を実感。 

久々の快慶・作の宝冠阿弥陀もやはり寺外では初めて拝観。 間近で截金模様など確認できて良かったが、何か物足りなさを感じた。恐らく、お寺では光背も含めて全体的な美しさを醸し出していて、それが印象に残っているからだと思われる。ただ完成度の高い美仏であることには間違いない。

とにかく3躯を拝観できて良かった良かった。 

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時間を気にしないで拝観できるのはいいね。これにて撤収・・・・・本当に1日グダグダだった。次回来る時は計画的に!

仏旅(2日目): 京都前編 宝積寺~正法寺~勝持寺~願徳寺

朝7時に出発、奈良から京都へ、目指すは秀吉vs光秀の戦いでもお馴染み山崎・天王山。ウィスキー山崎もこの辺りで作られてるようだ。駅からはずっと斜度のある上りが続く。坂の半ばほどに大念寺へと続く階段が見える。重文の三尺阿弥陀を拝観したかったが、お盆で人が出払ってるということで残念ながらNG。
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宝積寺 (宝寺) 
ほうしゃくじ(たからでら)宗派: 真言宗智山派拝観日:2016/8/14
所在地: 京都府乙訓郡大山崎町山号: 天王山、銭原山(旧・補陀洛山)拝観料:400円

山のてっぺん(?)の宝積寺には、かつて秀吉の本陣が置かれたらしい。秀吉はここから討って出たのね・・・・(と、情けないことに帰宅してから知る)
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墓地脇にある重文の三重塔を横目に奥へと進み、拝観料を払ってまずは閻魔堂。
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堂内は異様な緊張感、それもそのはず閻魔大王とその眷属の方々が鋭い視線でこちらを睨んでいる。閻魔王と言えば、百毫寺像や東大寺像が頭に浮かぶが、こちらの方も負けず劣らず写実的。

<クリックで拡大> ※画像は拝観チケットより
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続いて本堂。

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堂内では間近に十一面観音を拝観できる。本尊より気になったのは左隣の写実的な毘沙門天(多聞天?)、どういった出自でここにあるのかが気になるところ。

<クリックで拡大>
※画像はパンフレットより
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山崎駅から向日町駅に移動、更にバスに揺られること20数分、バスターミナルのようなところから更に15分ほど歩くと勝持寺に到着する・・・・のだがあまりの酷暑に途中にあった正法寺に休憩がてら立ち寄る。


正法寺 
しょうぼうじ宗派: 真言宗東寺派拝観日:2016/8/14
所在地: 京都府京都市西京区山号: 法寿山拝観料:300円

まったく予備知識がなかったが重文の仏像あり。枯山水の庭はかなり凝った造り。

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本堂。

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本尊は珍しい三面千手観音、顔の両脇の耳のあたりにそれぞれ顔がある。右手前の聖観音も小ぶりながら良いお像。

<クリックで拡大>
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不動堂には新しめの不動明王。右脇の檀には炎髪・六臂・半跏の尊像がいらしたが尊名はわからず。次こそは勝持寺へ。


勝持寺 
しょうじじ宗派: 天台宗拝観日:2016/8/14
所在地: 京都府京都市西京区山号: 小塩山拝観料:400円

階段を上ったところでようやく仁王門現る。

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しかし、この後も上り坂・・・・苦行の果てに勝持寺の本堂エリアに到着。

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まずは本堂隣の瑠璃光殿(収蔵庫)を拝観。

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多くの仏像が並ぶ様は圧巻。本尊・薬師如来が右手を下に向けてつまむような仕草をしているのは珍しい。十二神将はややズングリ体型、両脇の金剛力士は慶派仏師である湛康慶秀の作で力動感に溢れる。湛康は初代・運慶から湛慶・康円に次いで運慶流第四代仏師。

<クリックで拡大>
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続いて本堂(パンフでは阿弥陀堂となってた)。

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こちらは堂外からの拝観だったが、暗がりであまりよくわからず。中尊は薬壺を持っていたように見えたので薬師如来と思っていたが、阿弥陀堂なのでもしかしたら阿弥陀如来だったのかもしれない。確かな事はわからず。

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前半戦の最後は勝持寺から徒歩1~2分、お隣の願徳寺。

宝菩提院 願徳寺 
ほうぼだいいん がんとくじ宗派: 天台宗拝観日:2016/8/14
所在地: 京都府京都市西京区山号: 仏華林山拝観料:500円

門外のブザーを鳴らして来訪を告げると、人数を聞かれ、潜り戸を入るように指示がある。

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ここまではほぼ独りで占有拝観していたのだが、さすがに国宝を擁するお寺だけあって前後にも来訪者がおり、独占というわけにはいかなかった。国宝の菩薩半跏像(お寺では如意輪観音)は容姿端麗、改めて一級仏の凄さを体感。

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ここで問題が発生。当初予定してなかった正法寺に立ち寄ったため時間が押し気味。戻りのバス時刻を考慮すると、すぐにバス停に向かうか、1本見送って1時間後に乗るか・・・・決断を迫られる。葛藤した結果、バス停を目指す事に。一番楽しみにしていた場所だったが滞在はわずかに5分ほど。


仏旅も大詰め、バス~電車を乗り継いで上七軒を目指す。最後の京都後編へ続く。

〔注〕 記載情報(宗派・山号・拝観料・文化財指定・仏像配置・名称など)は個人調べなので間違っていてもあしからず  
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