探仏記Ⅲ ~気まぐれ仏像探訪~

気が向いたら出かけてみようか・・・

書籍

過去の展覧会がスゴイ!スゴ過ぎる!

初めて神保町の古書街に行ってみた。あまり本を読むほうではないが、外に陳列してある本を見て回るだけでも結構楽しい。何時間でもいれそうな感じだった。通り沿いを1軒ずつ見ながら進んで行くと、美術書関連を専門に扱う書店があり中に入ってみた。一角に過去の展覧会の図録がズラッと!目移りしながらも、これは絶対買いだという2冊を入手。価格は元の1.5倍くらいしたけど(泣).....これ、ブックオフにあったとしたら500円前後で手に入るんだけどネ.....

■妙法院と三十三間堂(1999年) 京都国立博物館/名古屋市博物館
zuroku (2)

あれだけ三十三間堂の千体千手観音のことを書いておきながら、この図録を持っていなかったのはどうかと。千体千手観音で画像検索するとこれが何度か引っかかって、すごく気になっていた。過去にこんな展覧会があったんだねぇ、羨ましい。千手観音立像が15躯(湛慶10号、長寛仏440号、院賀480号、行快490号、隆円500号など)
、そして風雷神と二十八部衆すべて! その他、妙法院の普賢菩薩など仏像ファン垂涎の内容。まぁ、京博で観た場合は隣の三十三間堂で観ればいいじゃん、ってなるかもしれないが、妙法院の仏像や、千体千手も最前列でない尊像が展示されていたようなので、これはこれで相当充実してただろうと思われる。この図録に載ってる千体千手観音の写真が素晴らしい。全身の他、4躯は上半身のどアップも載ってる。10号尊の表情などよくわかる。まだじっくり見てはいないけど....またやってくれないかな....
(追記)よくよく読むと二十八部衆は4躯のみ展示だったようだ。


■運慶・快慶とその弟子たち(1994年) 奈良国立博物館
zuroku (1)

妙法院展から更に遡ること5年、奈良博でこれまた凄い展覧会が開催されていた。康慶の地蔵菩薩、運慶の大日如来・八大童子など既に凄いのだが、快慶仏の充実ぶりが目を見張る。29躯(+5面)も展示されていたようだ。

僧形八幡神、阿弥陀如来(松尾寺)、大日如来2躯(石山寺/東京芸大)、孔雀明王、宝冠阿弥陀、
金剛薩埵、地蔵菩薩3躯(如意寺/東大寺/藤田美術館)、不動明王2躯(醍醐寺/正寿院)、持国天/広目天、執金剛神/深沙大将(金剛院)、菩薩面5面、十大弟子2躯、そして三尺阿弥陀がなんと9躯!遣迎院、八葉蓮花寺、安養寺、遍照光院、東大寺、大円寺、西方院、光林寺、光台院(三尊)....このうち4躯は未見。

この他にも湛慶・康円・定慶・肥後定慶・実慶・宗慶・行快・栄快、などよくこれだけ集めたな、と。さすが奈良博。康円の四天王眷属なんか3つの美術館から集合して4躯勢揃いしてるし。いや~本当にまたやってほしい。


自分が仏像と関わり始めたのが2008年末から、これらの展覧会はいずれも更に10年以上遡って開催されたもの、まだ仏像の「ぶ」の字も興味がなかった頃。今となっては仏像もかなり認知されてきてるので、当時のように一同に会してみたいな展覧会は難しいのかもしれない(出展ギャラも高騰してたりするのかナ....)。奈良博・京博の皆さまには往年の展覧会に負けない企画を頑張って作ってもらいたいな、と。期待してます。




『運慶・快慶と中世寺院』

以前から気になっていた本....

値段が値段だけになかなか手が出せなかったのだが

ついに購入


19

日本美術全集 7 運慶・快慶と中世寺院


とにかく大きい、そして重い

今まで買った仏像本で最大の 『別冊太陽 仏像 日本仏像史講義』 と比べても頭ひとつ飛び出ている。

48


厚みも1.5倍以上

40

文庫本なら3冊分!

57


で、肝心な中身はどうなのよ....今日は開けるところまで

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