探仏記Ⅲ ~気まぐれ仏像探訪~

気が向いたら出かけてみようか・・・

探仏

春の奈良旅(2) 『快慶』@奈良国立博物館

(記載日:2017/4/29)

ついにこの日がやってきた。勇んで来たものの、この前に既に二ヶ寺で多くの仏像を拝観してきたので、小休止がてら館内の喫茶店で一服。

奈良国立博物館
特別展 快慶 ~日本人を魅了した仏のかたち~
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16時前に満を持して入館、この日は夜間拝観日で19時の閉館間際まで約3時間鑑賞。今思えば、少々(いや、だいぶ)気負いすぎていたのだと思う。入ってすぐに右も左も前も後ろも快慶仏で、しかも所々初見仏もあり、展示されてる物は仏像から像内品などすべて解説を読んで情報を漏らすまい、とあれこれ考え過ぎていたかもしれない。結論から言うと、個々の像に対してあまり良く思い出せないのだ。

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この時点でまだ展示されていない3軀(醍醐寺・弥勒、西方院・阿弥陀、藤田美術館・地蔵や菩薩面を除くと、快慶仏が33軀、それ以外で26軀の計59軀。見応えがあった....いや、あり過ぎて記憶が曖昧....今、かろうじて思い出せる事。

●如意寺・地蔵菩薩:想像より大ぶりな像だった、小仏かと勘違いしていた
●松尾寺・阿弥陀如来:肩の部分に削れた部分があってネズミにでも齧られたのかなと...
 (訂正:これは如意寺・地蔵菩薩の事....この時はやはり記憶が結構飛んでいた模様)
●悲田院・阿弥陀如来:お寺で見た時のインパクトがまったく無くビックリ、光背が無いからかも
●金剛院・深沙大将:金剛峯寺像より小柄ながら、大きな動きが感じられて特筆すべき素晴らしさ
●新大仏寺・如来:元々は立像だったらしく大きさを想像するととてつもない。なんで金箔貼っちゃったのか....
●知恩寺・阿弥陀如来:隣の遣迎院像と見比べて、やはり近似していると感じた....快慶仏である事を確信
●キンベル美:釈迦如来:光背も含め全体が美しく、ほぼ完璧な形で残っている事が奇跡としか言いようがない

三尺阿弥陀は色々思いがあり過ぎ、また各々をきちんと見れてない....できれば全尊横並びにしてほしかったけど。不動明王3軀も同様。こんな感じで取り留めもない印象しか残っていないのが正直なところ。

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あえて言えば今回は特にこの像が一番印象に残っている。(画像はパンフより)

深沙大将といえば金剛峯寺像が好きなのだが、同じ尊像でもこちらは小ぶりながら写実性、動き、表現力が本当に優れていて今にも動き出しそうな迫真の像であった。これまで画像で見る限りでは正直なところ、色も剥落していてどことなく精細を欠くような印象だったが、百聞は一見にしかず、このリアルさが快慶の真骨頂なのではないか。

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閉館間際までいたためショップでグッズを物色している時間がなく、購入できたのはこの2点のみ。ただ大きな買い物、この図録は快慶に関するほぼ全ての事が載っている貴重本だ。まだ完全に見れているわけではないが、光台院、遍照光院、大行寺像以外は、展示されていない仏像も含めてほぼ全網羅されているようだ。これはかなり強力な内容で、これ以上の書籍はそうそう出てこないと思われる。(訂正:これの仏像も掲載されていた)

外に出るとすっかり暗くなっていた。暗闇に快慶の仏像が浮かぶ。
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続いて、20時まで開館している仏像館の方にも行ってみたが、まったく集中力がなく隣接する青銅器館へのみ立ち寄り、この日は拝観終了とした。
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快慶展は消化不良であった。内容は素晴らしい、それに頑張って食らいついていこうと気負いすぎて完全に雰囲気に飲まれて出てきた感じになってしまった。1ヶ月後を目標に再度来館する予定なので、今度は気負わず、自分のお気に入りをひたすら堪能しようと思っている。

春の奈良旅(1) 法隆寺~興福寺

(記載日:2017/4/29)

1泊2日の奈良旅。今回の目的はズバリ「快慶」展なので、それ以外はあまり決めずに来てみた。まずは京都駅からJR奈良駅を経由して法隆寺駅へと向かう。

法隆寺
山号
宗派聖徳宗総本山
法隆寺駅からバスで移動し、中宮寺前で下車、徒歩5分ほどで東院伽藍に到着。法隆寺は3年ぶり、ちょうど救世観音の開帳期間だったので、まずはここから。

【夢殿】
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夢殿には数回来ているはずだが、いつも季節外れだったせいか、今まで本尊にお目にかかったことがない。八角のお堂の南側木枠から中を拝観(写真は北西側....なんだかな)。堂内は当然ながら薄暗く、金ピカのイメージがあった救世観音は煤・埃などで覆われていて少々くすんで見えた。お顔も「アルカイックスマイル」と思いきやキリッと厳しめに感じられた。木枠越しで少々拝観しづらかったのも残念、ただ、ようやくご縁があってお会いできたのは良かった。

【東大門】
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東大門近くの土塀沿いにオレンジの葉をつけてる木があって、まるで秋のような風景。西の方から修学旅行生と思しき団体が夢殿に向かって歩いて行く....先に夢殿に行っておいて良かった。あの団体と一緒だったらゆっくり拝観もできなかっただろう。

【中門】
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西院伽藍に来ると、中門が改修中だった。金剛力士が拝観できなかったのは残念。

【西院伽藍・金堂/五重塔】

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修学旅行生だらけ。五重塔の初層塑像群や、金堂の釈迦三尊や両脇の毘沙門天・吉祥天を見ていても、続々修学旅行生が入っては出ていき、また別のグループが来て......と落ち着いて見ていられない。断念して次へ。

【西院伽藍・大講堂】
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大講堂も同じく修学旅行生だらけ。殆どの人が関心無さげ....無理もない。自分も中高生の頃は、五重塔だけは好きでよく見ていたが、仏像やお堂などはそれほど関心がなく、ほぼスルーしてたんで。

【大宝蔵院】
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こちらも同じく修学旅行生が数組。玉虫厨子に群がっている。展示内容は前回来た際と同様だったかもしれない。こちらもかなり駆け足で回って出てきてしまい、あまり印象に残っていない。

【大宝蔵殿】法隆寺秘宝展
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駅に戻りかけたところで、秘宝展の看板を発見。こちらは大宝蔵殿(先ほどは大宝蔵院)で、かつてはこちらで寺内宝物を公開していたようだ。

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先ほどの喧騒がウソのように静か。館内には2~3人しかおらず、ほぼ独占拝観状態。亀に乗る極小の善女竜王、半跏の弥勒菩薩、円空作の大日如来、五重小塔と並ぶ長身の観音菩薩、最後の薬師釈迦阿弥陀の三尊など目を引く仏像も多かった....が、正直なところあまり印象に残っていない。画像を見て振り返ると、あぁ、こんな方がいらっしゃったなという感じ。


【西円堂】
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最後に薬師如来を拝観。グルッとお堂の周囲を巡って、所々戸の障子が貼っていない部分から十二神将の一部や千手観音が確認できる。



法隆寺を辞して再度JR奈良駅へ戻ってきた。さすが奈良、快慶展のパンフが山積みで置いてある。東京にあまりなかったのは何故だったのか、もっと早めに関西以外にプロモーションしても良かったと思うけど。
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興福寺
山号
宗派法相宗大本山
駅から徒歩でこちらまで移動。

【仮講堂】興福寺国宝特別公開2017 阿修羅 -天平乾漆群像展-
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以前にも「お堂でみる阿修羅像」展でこちらのお堂には入ったことがある。その時はお堂の名前は「仮金堂」だったと記憶している。現在中金堂が建設中である事から今後は講堂として整備される予定で仮講堂とされたようだ。

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「お堂でみる・・・」では中尊は釈迦如来で阿修羅がド真ん中という配置だったと思うが、今回は往年の西金堂を再現するコンセプトであるため阿弥陀如来が中尊、こちらのお像は初めてのような気がする、というかあまり印象に残っていない。以前と同じく最前列は列に並んで牛歩で進んでいくスタイル。面倒だったので後ろのほうから単眼鏡で拝観した。(最後は結局並んで見たけど)

NHKの番組「阿修羅 1300年の新事実」で、光明皇后が幼い息子を亡くした後、子どもが少しずつ成長していくような姿をイメージして
八部衆を作ったのではないか....という話があったので実際どうか確認してみたのだが、あまりそういう感じはしなかった。参考までに自分が若い顔と感じた順に並べてみるとこんな風になる。
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八部衆が二列交互で前面に配置され、十大弟子はその後ろ側、金剛力士は更にその後ろ側で後ろに行くほどあまり像が重なって少々見えづらい感じがした。四隅の康慶・作の四天王はかなり迫力があり、これまでも阿修羅展などで見た事はあるものの、改めて秀作である事がわかる。書籍などの画像で見るとそれほどインパクトはないのだが、実仏は均整の取れたポーズで表情もいいし鎧の造りも精細。

【北円堂】

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秋の「運慶」展では弥勒如来がラインナップされておらず非常に残念、という事もあり今回拝観していく事に。
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改めて晩年期の運慶仏に相対すると、以前のような量感や張りは抑え目となるが、静謐ながら意志の強さを感じる表現になっている事がわかる。弥勒如来は運慶のプロデュース力もさることながら、担当した源慶の力量も感じられる素晴らしい像だった。


【東金堂】
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興福寺最後は東金堂へ。こちらでは現在仏頭が仮安置されている。噂通り、仏頭は堂内右手の奥にひっそりと佇んでいた。これだけ沢山の仏群がいて賑やかな堂内なのに、仏頭があるところだけ別空間に感じられた。本来自分がいるべきところなはずなのに、集団に溶け込めず少々寂しい思いをしている、と変な想像をしてしまった。

【五重塔】

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五重塔を見上げて、この後はいよいよ奈良国立博物館へ。

『奈良 西大寺』@三井記念美術館~東博

前日の土曜に出かけようと思っていたのだが、午後から悪天候の予報だったので日曜に変更。結果的にはそれほど天気は崩れなかったけど。今日は暑いくらい。次週はいよいよ快慶展に臨む予定となっているのだが、はやる気持ちを抑えて西大寺展に行ってみた。

三井記念美術館
創建1250年記念「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」
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西大寺は数度行ってるが直近では2年前。ただ、その時は愛染堂は特別公開の時期ではなかったので、愛染明王を拝観するのは7年ぶりくらいになる。主に以下の2つの展示室に仏像が集約されて展示されている。不空院・不空羂索観音や、極楽寺・釈迦如来(立像/坐像)などまだお出ましになっていない方もおられたようだ。
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最初に展示室4に入室した際に、パッと見スカスカだな、と感じた。実際にはスカスカな訳ではなく、割と小ぶりな仏像が多かっただけ。レイアウト図には記載しなかったが、如意輪観音の横には特大の十二天図が2幅あったり、それなりに大物もあった。あと気になったのは、全面ガラス張りになっていてガラスの継ぎ目が所々あるわけだが、継ぎ目の部分は普通展示を避けるのかと思いきや、割と継ぎ目ど真ん中というのは無いもののいくつか継ぎ目にかかって展示してるものもある。「書」なんかは継ぎ目にあってもそれなりに読めると思うけど、仏像は形状を見るわけだから、そこに継ぎ目がかかるのはいかがなものか。少々センスを疑ってしまうが、展示物が多くやむを得ぬ措置というように解釈しておく。

過去に拝観した仏像が殆どであったが、やはり寺院と美術館では印象が異なる。今回は相当な至近距離で拝観できる。これは本当にありがたい事。寺院よりも明るいところなので、彩色・模様なども確認ができる、という所は美術館ならでは。寺院での拝観は建物や法具など全体を含めて、とそれぞれ良さがあるものだ。

今回気になったのは以下のようなところ。
愛染明王(西大寺):憤怒相がいい(うまく表現できないが、慈悲深くも感じる)
興正菩薩(百毫寺):国宝の西大寺像が毅然としてるのに対して、少々うつむき憂いてるようにも見える
文殊菩薩(西大寺):今回一番見たかった像で、衣の皺・模様が精細に表現され、本物の布を纏ってるようなリアルさ
善財童子(西大寺):可愛らしい印象だったが、案外がっちりした逞しい体形だった
最勝老人(西大寺):いつも後ろに控えめに立っておられるが、今回横並びで前方に。衣の表現は結構凝っている
地蔵菩薩(西大寺):頭部は後補で作風が違うと思うが、衣文のキチキチとした彫り具合が印象に残る
文殊菩薩(法華寺):未指定の像ながらキリッとした表情、スタイル共に素晴らしい
普賢菩薩(岩船寺):華奢なイメージそのまま、象の眼が好き
地蔵菩薩(不退寺):扁平顔? 個人的にはかなり衝撃的。写実的な像が多い中、デフォルメした容姿
太山王司命司録(百毫寺):量感ある3軀を間近で見ると、ものすごい迫力


6月に浄瑠璃寺の吉祥天が数日だけお出ましになるので、その際にまた来ようと思っていたのだが、図録をパラ見していたら大阪展ではかなり異なるラインアップになるようだったので、そちらに出かけた方がよいような気がしてきた。例えば....
◆浄瑠璃寺:大日如来、不動三尊 宝山寺:制吒迦/矜羯羅童子、五大明王 大智寺:文殊菩薩 百毫寺:伝文殊菩薩 般若寺:文殊菩薩 ....など。(ザッと見ただけなので、正しいか別途確認が必要)

特に宝山寺・
制吒迦童子と浄瑠璃寺・大日如来は是非拝観したいと思っている。



びわ湖長浜 KANNON HOUSE
久々に上野駅経由で来たので、こちらにも寄ってみた。

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どこかでお会いしたような観音さんだなと思ったら、昨年「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ」で拝観済みだった。正直なところ、ここは居づらい....たぶん5分もいなかったと思う。案内の方の視線を背中に感じながらの拝観は厳しい。写真も撮る余裕もなく早々に退散。来たのは3度目くらいだけど毎回同じ思いをするのでもう来ない方がいいかも。自分には合わない、それだけ。
 
桜がほぼ散っている上野公園の中を通りながら、清水観音堂に少し立ち寄り。
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東京国立博物館
最後は東博へ。
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11室の展示は前回と同じ。もう間もなく「平成29年新指定国宝・重要文化財」展で展示替えがあるはずなので、GWあたりで再訪しようと考えている。
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3室正面には浄瑠璃寺伝来の十二神将のうち未神が単尊で展示されてた。このポーズは何を表しているのか未だにわかっていないが、何か戟(槍)のような物を持っていたのではないかと推測。運慶展にも出展されるのだろうか?であれば全尊揃う事を期待したい。

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続いてこちらも少しだけ寄ってみる。
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素晴らしい青銅器群は眺めているだけで楽しい。
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いよいよ来週は快慶展。テンションばかり上がって仕方ないが、時間はたっぷりある筈なので心ゆくまで堪能してきたいと思う。
欲しかったこのチラシも三井記念美術館で入手できた。さっそく部屋にでも飾っておこう!ちなみに奈良まほろば館と東博にはこのチラシは置いてなかったなぁ。
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西方寺~『再会/高麗仏画』@根津美術館~東博

TwitterのTLに横浜・西方寺の十一面観音が修復後23日まで公開されるとの情報が流れていたので早速訪ねてみた。天気も良好!

西方寺
山号 補陀洛山
宗派真言宗(単立)
新羽(にっぱ)という駅から徒歩5~6分くらいで到着。10時公開だったが、9:30過ぎくらいに到着したので暫く境内を見て回る。といってもそれほど広いわけではないが、参道の早咲きの桜、茅葺屋根の本堂、と写真を撮っていたらそれなりに時間が経過。いつの間にか人も集まってきていて、20人ほどはいただろうか。
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本堂は少しだけ障子が開いていて中を覗かせて頂いたが、本尊・阿弥陀如来のシルエットが確認できたのみ。5月に不動尊の開帳があり、そこで拝観できるかもしれない....とこれもTwitterの情報。
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本堂右手を少し上がったところに大悲閣というお堂があり10時に公開開始。10人ほどが一斉に入ったので狭い室内身動き取れず....ただ10分もしたら人は徐々に引き始めてゆったり拝観する事ができた。
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十一面観音は元々金箔を施されており、地震により傾いてしまったものを今回修復し、金箔も剥がされた。前後の写真が置いてあったのだが、金箔の有無での印象はまるで異なる。修復後の素地の像のほうが穏やかに見えるし、また彫刻として細部の彫りが確認できて、仏像を見るという事に関してはよいと思った。全国にある金箔や採色が施された仏像も実は素地を見たら凄い像だった、なんて事がまだまだありそうだ。
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横浜にもこんな素朴な寺院があったというのも驚き。


根津美術館
続いて徒歩+電車で1時間くらいで表参道に移動。興福寺の梵天像と、根津美の帝釈天像の再会を見にやってきた。
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2010年以来なので約7年ぶり。
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さっそく『再会』の展示室へ。
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特別展示「再会―興福寺の梵天・帝釈天」
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展示室には左手:帝釈天(根津美蔵)、右手:梵天(興福寺蔵)の二躯のみ。双方とも定慶・作で、かつては興福寺の東金堂に安置されていたようだ。ただ、あまり二像に共通項は見出せなかった。衣紋線は帝釈天はくっきりしているが、梵天フワッとした感じがする。相貌も帝釈天の面部は後補のためか梵天とはあまり似てる感じではないし、帝釈天には髪に天冠台があるので以前は宝冠を被っていたのかも。並んでいても一具感に欠けるけど、こうして同じ場所にかつての相棒と一緒にいれてきっと嬉しいに違いない。こういったかつて同じ場所にあった仏像の再会企画は他にも実現してほしいものだ。


続いて現在開催中の『高麗仏画』の展示のコーナーへ。
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特別展「高麗仏画 -香りたつ装飾美」
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高麗仏画、という言葉を聞いても今ひとつピンと来なかったのだが、説明を読んだり、実際に見たりして何となく雰囲気は掴めたかも。阿弥陀仏、地蔵菩薩、水月観音がそれぞれまとめて展示されていた。阿弥陀仏は日本と違い、向かって右から左へ来迎する。左手が上、右手は下げるスタイルになっていた。地蔵菩薩は珍しい頭巾を被っている姿。そして水月観音は揚柳観音と同じという事を初めて知った。ゆったり姿勢、あの鎌倉・東慶寺の像のような気だるい雰囲気。そして右手で柳の枝を摘んでる。ただ、かなりじっくり見ないとわからないかもしれない。単眼鏡で見ると確かに細枝を摘んでるのがわかる。

この後、2階に上がり3つの展示室を見て回る。とりわけ展示室4の青銅器に目を奪われた。紀元前の中国、殷・周の時代なので3~4千年前の物なのだが、デザイン・形状、精細さなど優れたものである事が素人目にもわかる....と言ってしまうと青銅器以外もどれも優れたものなんだろうけど。帰り際に青銅器コレクションの掲載された書籍を思わず購入。

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階下でロビーに展示されてる石仏を見る。十一面観音(写真:左)は頭上面が欠損しているが端正で良い顔つきだ。

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時間があったので庭に出てみる。あちこちに色々置いてあって散策してても飽きない。のんびり過ごすには良い所。
 
 
東京国立博物館
ラストは久々の東博、いつも通りに本館へ。
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こちらもいつも通りの11室に入ると、奥の十二神将を撮影する人たちが沢山。

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最初はポッチャリした帝釈天(写真:上段3点)。目も腫れぼったいし存在感がある。毘沙門天(写真:中央)初めて見たかもしれない。「慶算」という仏師の作で少々癖のある顔つきながら慶派の系統の佳作。その他は以前に拝観した事がある像だったと思う。

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やはり撮りまくってしまう十二神将。何度撮影してもうまく撮れないけど....カメラ苦手。

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続いて2階へ
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1室には日光菩薩(写真:左上)、解説には当初の三尊形式のイメージがあった。興福寺の梵天・帝釈天と同様に、ぜひともいつの日か再会拝観できるよう関係機関にはお願いしたい。3室には毘沙門天(写真:右上)、邪鬼を撮ってみたが意外と怖い顔をしていた....

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さて、早々に本館を後にして向かったのはアジアン・ギャラリーの東洋館。根津美術館で見てきた青銅器がここにもあるのではないかと期待して来てみた。

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予想通り、3階にあった!しかもきれいなディスプレイで、撮影も可能。さすが東博、なんでもある!と感心。

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この模様の精細さ、デザイン性....素晴らしい!根津美にあった青銅器のほうが面白い形状のものが多かったように感じたが、こちらはこちらで良いなぁ。これ3~4千年前のもの.....紀元前16世紀ってどれかの解説に書いてあった。いやはや恐れ入った。

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階下に下りながら、仏像を見て回る。入口付近にある十一面観音(写真:右下)はどこかで見たことがあるような.....先ほど根津美で見た像と似てる。

で、帰宅後に調べてみた。
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(左)根津美:十一面観音龕 中国陝西省西安宝慶寺 唐時代・8世紀 (右)東博:十一面観音立像龕 花塔寺 (宝慶寺)将来 中国・唐時代 7世紀

何と!同じ「宝慶寺」とあるではないか....むむむ、もう少し調べたいような気もしてきたけど、取りあえず今日のところはここまで。 

京都一日旅: 清水寺~法観寺~建仁寺~西福寺~妙法院~京博

いつものように急きょ日帰りで京都旅を決行。今回の目的はズバリ京博の泉涌寺展。他は何も決めずに出発。移動中に行き先を決めればいいやと思ったのが甘かった・・・・前日遅くまで飲み会だったこともあり、新幹線に乗った途端爆睡。少々体もだるく、若干気分悪い状態で京都駅に降り立つ。取りあえず本堂改修工事が迫っているという清水寺へ久々に行ってみることに・・・・結果的にグダグダな旅になってしまった。

清水寺
山号音羽山
宗派北法相宗
9年ぶりくらいだろうか、久々の参拝。9時台でもすでに人が多い。
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本堂内は本尊(前立)・千手観音と二十八部衆が金網越しに拝観できる・・・・が、暗い堂内で目を凝らしても単眼鏡で見ても輪郭くらいしかわからず、残念。西門・釈迦堂・阿弥陀堂・奥之院など改修工事中の建物が多く、個人的にはあまり見所がない感じがした。本堂も近々改修工事に入るらしい。
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法観寺 八坂の塔
山号霊応山
宗派臨済宗建仁寺派
続けて、清水寺から坂を下り「八坂の塔」で有名な法観寺へ。そもそも、重文の五重塔は遠目にしか見たことがなかったし、法観寺という寺名も何かで聞いたことがあるくらい。塔は近くでみるとなかなか立派。
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拝観料を払って境内に入ったが、五重塔と2、3の堂宇があるのみ。何と五重塔は中に入る事ができ、しかも二層目に上れる!これはなかなか貴重な体験。おまけに撮影OKとあって、色々撮らせて頂いた(悲しいことに大半がピンボケ)。
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二層に上る急階段、心柱も見れる。二層は天井が低く中からの景色はそれほどでもなかったが経験としてはよかったかと。壁画も当時のものかわからないがきれいに残っている。
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初層には心柱を中心に以下のように四方に如来が配されている。
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西方の弥陀如来はどう見ても大日如来なんだけど・・・・作風はどれもバラバラ、古仏のようでもあるし、提供者名が書いてあったので新しい時代のものかもしれない。いずれにせよ、塔の中で四仏が拝観できる環境は素晴らしい。
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境内には他に薬師堂・太子堂があるが、拝観できる堂宇としてはこれだけ。しかしながら、先ほどの清水寺よりは個人的には見所が多く感じた。


建仁寺
山号東山
宗派臨済宗建仁寺派大本山
次に行く所をなかなか決めれずにいたが、時間が勿体ないので徒歩圏内にあるところを探して一番近くの建仁寺に行ってみた。到着してから高台寺に行ってもよかったかなと思ったが、反対方向ということもあり今回は断念。建仁寺も堂内含めて撮影は自由。
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ところで、建仁寺って何で有名なんだっけ?というレベルで訪れたものだから見所もわからないまま入堂。俵屋宗達の風神雷神図屏風だ!と途中思い出した。本物はガラス越の拝観になり、うまく撮れなかったのでデジタル復元版を撮影。ほとんどの襖絵や絵画は復元されたものだった。
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法堂の双龍図は迫力があった。さすがに禅宗寺院は自分と向き合うために心を落ち着ける仕掛けが沢山施されているが、個人的には仏像を見てテンションを上げて心を満たしたいという煩悩が今のところ勝っていて、落ち着ける場所で落ち着かない感じ。
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西福寺 子育地蔵尊
山号桂光山
宗派浄土宗
建仁寺からまた徒歩圏内の六波羅蜜寺に向かう途中で「京の冬の旅」という看板を発見、知らないお寺だったがせっかくなので寄ってみる。同じく特別公開の対象になっていて仏像拝観できそうな壬生寺と聖護院が今日は拝観休止となっていて残念。
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入堂直後に団体45人が入ってきて一時狭い堂内すし詰めのような感じに・・・・参った。本尊は室町時代の仏師、春日・作の阿弥陀如来、少々つり目気味だが堂々たる体躯。脇には毘沙門天。どちらも煤で黒くなっている。人がいっぱいという事もあり、肝心の地獄絵図はさらっと見ただけで退堂。

この後、すぐ先の六波羅蜜寺に向かったが、少々疲労気味のためスルーして小休憩することに。

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妙法院 門跡
山号南叡山
宗派天台宗
休憩の後、こちらも「京の冬の旅」で特別公開の妙法院へ。三十三間堂はいつもお世話になっているが、本家にお邪魔するのはこれが初めて。
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寺内は撮影禁止なるので、外からのみ撮影。
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大書院で狩野派の襖絵について解説しており10人ほどが中を覗き込んでいる脇を抜けて、その先の護摩堂へ。護摩堂では待望の不動三尊(不動は重文)にお目にかかるも、黒いお姿のため単眼鏡で見てもあまりよくわからず少々残念。脇侍の制多迦童子が個性的で◎。他にも小仏が沢山あったがどれもあまりよく確認ができず・・・・その先の龍華蔵という収蔵庫のようなところにも最後に仏像が数躯あり。(あまり良く覚えてないけど)

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宸殿を通って元の玄関に到着。
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宸殿と本堂(普賢堂)を外から撮影。今まで知らなかったが普賢堂は別の入口から入って常時拝観できる。行ってみたところ確かにガラス越しに中の本尊を拝観する事ができた。ただし、遠目なのであまりよくはわからない。

ところで、妙法院には門の脇に休憩所があるのだが、そこに置いてある書籍がかなり充実している。仏像本が沢山!これなら休憩も楽しくなりそう。
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妙法院 蓮華王院
山号南叡山
宗派天台宗
妙法院の境外仏堂である三十三間堂。改修工事が終了していて、仮設の出入口が設置されていた部分は障子戸で締められていた。新設の参進閣はお堂裏手と繋がっていて、そちらから出入りする(ほぼ元の形に戻った)。
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恒例の最前列100躯確認しながらの拝観。昨年末にPCが壊れて、千体千手観音に関するファイル群がなくなってしまったので、手元にある資料は前回拝観の時に印刷しておいたもののみ。拝観するたびにマニアック過ぎるなとも思いつつ、どうしても確認したくなってしまう。
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京都国立博物館
ラストはお隣の京博。夜間拝観ありの日なのでゆっくり観て回れる。
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まずは1Fの仏像スペース。

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【日本の彫刻】

千手観音: 湛慶作。三十三間堂より間近で、しかも斜め後ろからも拝観可能で◎
地蔵菩薩: 印浄作。玉眼だと思うが、左目が涙目

十一面観音: 天衣の巻き方がかなり複雑で特徴的
不動明王: 行快作。快慶・不動と比較すると、髪型のせいか愛嬌とユーモラスあり

【神像と獅子・狛犬】
●毘沙門天
(誓願寺): 宝冠部分が花のような感じ
毘沙門天(妙傳寺): 首をすくめているような感じ
伝摩多羅神: 左側に体を傾けてて飄々とした感じ
狛犬・獅子(八坂神社): 4対の中で一番凛々しい感じ

【特別公開 修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像

蔵王権現(脇本尊その2): 像容が定まっていない時代の作で足を上げないタイプ。

2015年の『
蔵王権現と修験の秘宝』展では7躯のうち本尊と脇本尊1躯を除く5躯の展示だったが、今回は未展示だった脇本尊の修理が終わって公開されたもの。これで脇本尊6躯は全躯拝観。


続いて隣の特集陳列スペース。今回の旅のハイライト!
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特集陳列 皇室の御寺 泉涌寺
三宝荒神: 肌の色が生々しく、像形にも破たんがない慶派の作
護法神: 十二神将っぽいが、こちらは皆上半身が裸。
楊貴妃観音: 想像より大きく、顔も大きく、そして眼も大きかった・・・・
月蓋長者: 欠失した善財童子と共に、かつては楊貴妃観音の脇侍を務めた 宝冠阿弥陀: 快慶作。快慶作品の中で上位に入る美仏

今回の京都旅は、三宝荒神・楊貴妃観音・宝冠阿弥陀の3躯の拝観に来たようなもの。

三宝荒神は子嶋寺の僧が感得した「子嶋荒神」仕様で、頭上に興福寺・文殊菩薩と同型の方形を戴く。肌色がきれいに残っており、蝋人形のようにも思える。5躯の護法神は小ぶりながら
こちらも慶派の作のようで写実的、由来・名称・キャラクターなどは不明との事。

そして寺外で初めて拝観する楊貴妃観音・・・・想像よりも大きくてまずビックリ、そして下から拝むように見上げたところ、眼が大きくギラギラしていてまたビックリ。顔も体に比べて大きく、光背がないこともあってお寺で見る優雅で繊細な雰囲気は微塵もない、表現が難しいが野性味ある感じにただ唖然。結論としてはお寺で遠目に見たほうがはるかに良いという事を実感。 

久々の快慶・作の宝冠阿弥陀もやはり寺外では初めて拝観。 間近で截金模様など確認できて良かったが、何か物足りなさを感じた。恐らく、お寺では光背も含めて全体的な美しさを醸し出していて、それが印象に残っているからだと思われる。ただ完成度の高い美仏であることには間違いない。

とにかく3躯を拝観できて良かった良かった。 

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時間を気にしないで拝観できるのはいいね。これにて撤収・・・・・本当に1日グダグダだった。次回来る時は計画的に!

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