探仏記Ⅲ ~気まぐれ仏像探訪~

気が向いたら出かけてみようか・・・

三十三間堂・千体千手観音

三十三間堂・千体千手観音: 配置図(2018年版)

IMG_3621
三十三間堂の千体千手観音の修復が完了した、というニュースを見て「これは何としても行かなくては!」とずっと思っていたのだが、盆休みに京都に行って実際に拝観してきた。朝一番乗りで入堂し、誰もいない通路に立ち、千体千手観音を端から端まで見渡す事ができた。これまで、必ずどこかの列(10躯)が不在だったが、隙間なく千手観音で埋め尽くされる様は正に圧巻のひと言。二十八部衆の位置や名称がだいぶ変更されていたが、これについては別に記載しようと思う。

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拝観に先立ち、以前に調べた情報を再整理しておいた。これまでにも千体千手観音の配置図を作っていたのだが、一昨年にPCのハードディスクがクラッシュしてしまいファイルが消失してしまったので、それ以来まったく更新していない。今回、せっかく拝観するので、再度確認してこようと思い、配置図を起こし直してみた。(結構時間かかった...)

参考文献について
配置図を起こすに当たり、以前調査した仏師銘を見たところ間違ってそうなものがいくつかあったため、図書館に行って以下の文献を参照しながら各仏師の担当した号尊を再確認した。
(1)『蓮華王院本堂千躰千手観音像修理報告書
丸尾彰三郎(1957年刊行)
(2)『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代 造像銘記篇 第8巻』水野敬三郎・他(2010年刊行)


三十三間堂 千体千手観音/二十八部衆 配置図 <クリックで詳細版を表示>
33-1000


配置図について
■ 仏師銘は、文献(2)に銘の記載があるものを基準とした。
■ 出自不明の仏師の様式に関しては、文献(1)で考察される作風に準じた。(※)
■ 室町時代に造られた1軀について、兵庫・朝光寺の千手観音(西本尊)が三十三間堂から移された際の補填像の可能性があるとの事。
■ 「分」(図中*マーク)と記してある銘については、作者が自分の分担として、その責に於いて一門の者や我が子に制作させたと想定される。
■二十八部衆の仏像名や説明内容、および裏通路の仏像名は堂内の説明書きを確認できなかったものがあり、一部は想定で記載した。
■20号尊は奈良、30号尊は京都、40号尊/493号尊/504号尊は東京の国立博物館にそれぞれ寄託されており、5軀は堂内不在である。
注)(1)(2)の2つの文献を交互に参照しながら仏師銘を確認したため、一部仏師銘や号尊を混同して間違ってる可能性があるのでご容赦を。


堂内に掲示されている仏師銘立札について
実際に拝観して最前列および2列目については仏師銘を確認する事ができた。
● 文献では創建仏として分類されている、39号・919号尊 は「作者未詳」と表記されている。
● 寄託されている5軀のうち、寄託先の表記が逆になっている。20号(東博)・40号尊(奈良博) 本来は逆。
● 380号尊の作者は文献では「伊賀房」だが、立札には「伊賀坊」と表記されている。
● 最前列および2列目には、作者が判明している像に立札がないものもあるが、表記基準は不明。例えば10号尊は湛慶作だが立札はない。


鎌倉期に造られた千手観音の作者(仏師)の分類について
文献(1)で丸尾氏は仏師を以下のように分類している。
慶派①:湛慶・康円
慶派②:行快
円派:隆円・昌円・栄円・勢円
院派①:院継・院遍
院派②:院承・院恵・院瑜(院算・栄順・覚順・覚承・定承・観明)
院派③:院賀・院海・院有・院祚・院玄
院派④:院豪(院快・院好・院春・院信・院静・雲順・円応・慶運・伊賀房)
慶派様式:春慶・明俊・覚誉
円派様式:院久・朝順※・出雲(いつも)法橋
院派②様式:実槍
院派③様式:計信
院派④様式:栄順・快順
注)※朝順という銘は複数体に見られるが、各作風が異なるため、漆工だった可能性もある。


千体千手観音 仏師一覧
創建仏長寛期[124]22353943516277869597
101118133139144147157160174194
205213215219231271280300301314
321351359367373383385391418434
440449450456466485513522546547
552555557562569570573578581591
594599601602608609611614632647
652653655659661670676686688691
692703706711718722723731746747
751762764765767773788792793796
800833857863868874875882887890
898907918919942951954962964971
978983996999
慶派①湛慶[9]10203040520530540550560
康円[6]5060660680742949
慶派②行快[1]490
円派隆円[24]92108124266348349414457492500
504519527579618620682685708743
749873982986
隆円/分[13]104265330468598735740784810845
869926967
昌円[6]18309543574625997
昌円/分[6]209236390617636756
栄円[5]6366472494606
栄円/分[8]340342343425720828843947
勢円[8]130154243267358499841856
勢円/分[12]315790127137168268290423699
745813
院派①院継[9]113167400419565567645663809
院継/分[4]99548752902
院遍[8]8487284465533637849946
院審[1]545
院派②院承[21]707693197258286296338493515
529597600791806847865901904911
952
院恵[21]112170187188201245307308350387
467469610644737750844897917921
941
院瑜[1]375
院算[2]259870
栄順[2]53837
覚順[1]646
覚承[1]159
定承[4]397426536894
観明[1]928
院派③院賀[11]79100110140229427665705732785
994
院賀/分[5]1864804896151000
院海[5]2485107460571
院有[6]1052637758929751001
院祚[5]46208354827965
院玄[7]596775123128807969
法信房[1]927
院派④院豪[10]89232260428516633667763803915
院快[3]27369429
院好[1]435
院春[1]539
院信[1]345
院静[3]25977995
雲順[1]730
円応[1]240
慶運[1]61
伊賀房[3]380596674
作者不詳[3]17310319
慶派様式春慶[6]166189200422852(487)

明俊[6]531757758854937938
覚誉[2]83976
円派様式院久/分[2]497695
朝順[1]122
出雲法橋[1]627
作者不詳[4]151712103184
院派②様式実槍[1]374
作者不詳[2]47393
院派➂様式計信[1]8
作者不詳[1]388
院派④様式栄順[2]53837
快順[1]48
作者不詳[2]23109
玉眼入作者不詳[5]7880120169459
後補仏室町期[1]32
不明性実[1]452
朝順[1]797
誤記運慶[1]510
院隆[1]710

IMG_3624


追記:
2018年11月11日に再拝観。
南台側(進行方向奥の方)に秋雲壇(拝観台)が設けられ、神母女~五部浄居あたり(失念!)を高い目線で拝観することができた。最後列の千手尊までご尊顔を拝する事ができたのだが、中には(失礼ながら)出来映えが今ひとつな感じの尊もありそうだった。
●奈良博
・京博・東博に寄託中の千手観音5体が期間限定で戻っており、1001体全尊が揃っていた。湛慶の千手尊が4体(10・20・30・40号尊)並んで立っている光景は何とも感慨深いものだった。それにしても湛慶千手の顔は大きさや表情にバラつきがあり、実際には弟子が造像したんだろうと想定される。
●後堂の客仏エリアの仏像を確認してきた。 ※配置図修正
●千体仏国宝指定記念として千手観音
1001体全尊の顔が掲載されたグラビア誌「無畏」が発刊されていた!
1117-11117-2[1]
このグラビア本は完全保存版、絶対買って損は無し!(ただし、千体千手観音好きの人にとって....)
堂外(出口の左側)には以下のような看板が掲示されていた。
1111_1

三十三間堂・千体千手観音: 配置図更新(※要確認)

三十三間堂の配置図・最新版はこちら
http://tetsuumadouji-3.blog.jp/archives/1072118093.html

ここから元記事ーーーーーーーーーーー

昨日、16時少し前に東博に到着して、本館に入る前に初めて資料館へ行ってみた。
閉架図書(書庫から出してもらう書籍)受付が16時までということで、どうしても閲覧したい本があり急いで貸出を依頼。

蓮華王院本堂千躰千手観音像修理報告書
』(1957年刊行) 本文/図録の2冊

三十三間堂の千体千手観音の修理の際に判明した創建当初仏や仏師銘が明確になった像が記載されており、図録には一部の画像も掲載されている。三十三間堂の千体千手観音の配置を確認している者にしてみれば必見の書なのである。とはいえ、当然撮影は禁止なので、時間の許す限り鉛筆でノートに写していく.....恐らく誤記もあるだろうけど、整理してみると以下のように分類ができる(一部の仏師で作数が合わなかったので、間違ってる可能性大)。退場の時わかったのだがコピーサービスがあった....番号を写し取るのに時間を取ってしまい、肝心の図録のほうはほぼ見れず。いずれまた来たいと思う。普通の図書館より10倍くらい楽しめることがわかった!

創建仏
長寛(124)22353943516277869597
101118133139144147157160174194
205213215219231271280300301314
321351359367373383385391418434
440449450456466485513522546547
552555557562569570573578581591
594599601602608609611614632647
652653655659661670676686688691
692703706711718722723731746747
751762764765767773788792793796
800833857863868874875882887890
898907918919942951954962964971
978983996999
1
慶派
湛慶 (9)10203040520530540550560
康円 (6)5060660680742949
行快 (1)490
1
以下、慶派様式(※明俊は院派寄りの作風のようだ)
春慶 (5)166189200422852
明俊 (6)531757758854937938
覚誉 (2)83976
1
円派
隆円 (37)92104108124265266330348349414
457468492500504519527579598618
620682685708735740743749784810
845869873926967982986
昌円 (12)18209236309390543574617625636
756997
栄円 (13)3403423434257208288439476366
472494606
勢円 (20)315790127130137154168243267
268290358423499699745813841856
1
以下、円派様式(※院久・朝順は院派様式にも銘がでてくる)
院久 (2)497695
朝順 (1)122
不明 (5)103151184627712
1
院派
院継 (14)99113167400419548565567645663
752809902927
院審 (1)545
院遍 (7)8487465533637849946
院承 (21)52707693197258286296338493
515529597600791806847865901904
911
院恵 (21)112170187188201245307308350387
467469610644737750844897917921
941
院瑜 (1)375
院豪 (10)89232260428516633667763803915
院賀 (17)79100110140186229427480489615
6657057057327859941000
院有 (6)1052637758929751001
院海 (5)2485107460571
院祚 (5)46208354827965
院玄 (7)596775123128807969
院快 (3)27369429
院好 (1)435
院算 (2)259870
院春 (1)539
院信 (1)345
院静 (3)25977995
伊賀房 (3)380596674
雲順 (1)730
円応 (1)240
覚順 (1)646
覚承 (1)159
観明 (1)928
慶運 (1)61
定承 (4)397426536894
不明 (3)17310319
1
以下、院派様式
栄顧 (2)53837
快順 (1)48
計信 (1)8
実槍 (1)374
性実 (1)452
朝順 (1)797
不明 (9)2347103109151388393627712
1
その他
室町 (1)32
玉眼入(5)7880120169459
1
以下は制作年代より誤記と考えられる
運慶 (1)510

時間がなく確認できなかったことがいくつか。
・院有という仏師が1001号尊を手掛けているがどこに配置されてるか不明(本尊後ろ?)
・仏師銘に
□作と□□分というのがあり、違いがわからず。取りあえず□□分に別の仏師銘がある時はそちらを作者としてある。

上記より配置図を更新。だいぶゴチャゴチャになってしまったが....

<クリックで詳細図表示>
 
33gendo

また時間ができたら確認に出向き更新することとする。今日のところはこれまで。


 ※2017年3月20日 追記 
上記の図において860号尊870号尊の位置が逆になっているので注意。

本記事を書く以前に訪問した時、現地で位置を確認したが、左端から数えて位置を特定しているため、間違いなく860号尊の位置に870号尊があったと思われる。ただし、その周辺の10躯が修復に出されていたこともあり、その兼ね合いで立ち位置が動かされていた可能性がある。2017年2月に訪問した際には870号尊は本来の位置にあったので、現段階で上図は誤っていて860号尊⇔870号尊として見てもらいたい。図を修正したいところだが、昨年末にPCのハードディスクがクラッシュして本データが失われてしまったため、残念ながらやりたくてもできない状態である。

三十三間堂・千体千手観音: 総集編

三十三間堂の配置図・最新版はこちら
三十三間堂・二十八部衆: 新配置(2018年版)
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三十三間堂・千手観音ネタの記事が多くなってるので、そろそろまとめを。

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  これまでの記事
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湛慶…千手観音の貌
年末京都一日探仏: (番外編)千体千手観音と雲中供養菩薩
三十三間堂・千体千手観音: 何号尊か調べてみる
三十三間堂・千体千手観音: 何号尊か調べてみる(2)
湛慶…千手観音の貌(10号尊と30号尊)
湛慶…千手観音の貌(30号尊 発見!)
湛慶…千手観音の貌(10躯の違い)


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    最新の情報
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■湛慶・作の30号尊の画像発見!
京博では残念ながら30号尊は展示されていなかったが、WEBや書籍で30号尊と思われる画像を2つ発見!
1000_030
左は先日京博紹介の番組の中で写っていたもの、これは30号尊で間違いなし。中央と右はパッと見でも同じ尊像。左画像の衣文剥落具合が影と混同して微妙だが、衣文の流れ、腕や天衣の位置などから3つの画像は同じと判断できる。
1000_030f
湛慶の他の作に比べて目付きが鋭い。


■今回の拝観メモより
(前提として、立札がない尊像の号数はあくまでも端からカウントして想像したもの)
・修復中で不在だったのは909~918号の10躯と考えられる(
前回12月は889~898号の10躯が不在
・今回新たに立札が確認できた尊像は以下の5躯(前回12月にはなかった気がする)
 350号:院恵、400号:院継、670号:創建時(長寛仏)、810号:隆円、869号(2列目):隆円 
・849号(2列目)は院通ではなく院遍・作と確認(訂正)
・919号(2列目)は定朝様の優美な長寛仏だが、立札があったか確認を失念
・画像未発見の590号・780号・790号は実仏を見れたが、どんな感じだったか忘れてしまった
・最南端にある湛慶・作の10号には何故か立札がない(理由不明)
・建物に関してだが、柱の位置は千体千手の両端は4本、中央は3本だった


■配置に関する疑問
最北側の1000号から順に990,980,....と1躯ずつ番号を数えながら見ていくと、860号の位置に「870号 院尊作」の立札がある。前回も確かこうだったはずで混乱したのだが、何故ひとつズレているのか結局わからず。
仮説① 何らかの事情で860号と870号の位置が入れ替わってる
仮説② 870号の立札が860号のところに間違って立っている(さすがにそれはないか)


■配置図と
最前列の100躯一覧(改定版)
上記の情報を元に配置図と一覧を修正(クリックで拡大)

ほぼ全ての尊像が画像と一致することを確認できたが、150号・570号だけは画像と若干違ってるような気がして絶対コレとは言い切れない(並びからして間違えてはいないと思うが・・・・) 。また、上記の情報を元に870号は立札の位置を正として、860号と入れ替えてある。(ただ860号の画像を見ると立札があるので、やはりこちらが本来は870号なのではないかと思ってしまう)

<クリックで拡大版表示>
33gd4

1000_011000_02


■おススメの千体千手観音
最前列だけを見るにしても1躯1分弱くらいで75分ほどかかった。そんな事をする人は殆どいないと思うが、時間はかかるし疲れるしお勧めはしない。ただ、仕様は同じでも1躯ごとに個性的があり、その違いを見ていくのは面白いと思う。例えば、立札があるものを幾つかピックアップ。
best

左側から順に・・・・・919号尊は2列目にある長寛仏で最前列の仏群の間から見ることができる(立札ないかも)。定朝様が顕著で長寛仏の中でも最も優れているとされている。660号尊は運慶の孫・康円の作、眼が大きく個性的な顔立ち。330号尊は一番銘が多い隆円の作、東博にある同じ隆円・作の504号尊は正直今一つ印象に残っていないが、こちらを見ると力量ある仏師という事はわかる。160号尊は長寛仏で穏やかな面相、同じ長寛仏の440号尊と共によく写真が使われてる。一番最後に現れるのが
湛慶・作の10号尊(ただし立札はない)、顔が大きく眼付が鋭い。堂内に湛慶・作の立像が6躯あり見比べてみるとそれぞれかなり異なるのが見てわかると思う。弟子筋の仏師が作ったのかもしれない。これら以外にも120号尊(玉眼仏)の眼は涼しげ、200号尊はキリッとした顔立ち、320号尊はデコが広い、510号尊は華奢(運慶とは思えない)、....等々。


個人の思い入れだけで千体千手観音について色々書いてきたが(しかもほぼ見た目だけ)、今回をもって一区切りをつけようと思う。
(実はもうネタがない) 

湛慶…千手観音の貌(10躯の違い)

三十三間堂の配置図・最新版はこちら
三十三間堂・二十八部衆: 新配置(2018年版)
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またま三十三間堂・千手観音ネタ。湛慶の千体千手観音9躯+中尊の貌をドアップにして並べてみた。このブログ、近頃は千体千手観音専用ブログになりつつある・・・・・それも面白いかも、そんなに更新するようなネタないけど。

tankei_1000



こうして並べるととても同じ仏師が造ったと思えないほど作風にバラつきがある。

10号尊は四角い顔にやや鋭い目付きで快慶仏のよう。実仏も顔が大きいように感じた。

20・520・560号尊あたりは割と似通っているようだが、実仏の印象が薄い。

30号尊は画像不明瞭で判別不能、また唯一実仏を拝観していない。

40号尊は一番整っている顔立ちに見えるが、実仏もっと四角い顔だった印象。

530・550号尊は顔幅が割と広いように見える。

540号尊は逆に細面。

中尊はさすがにドッシリ貫禄のある面貌だが、上記の9躯とはまた異なる。強いて言えば、10号尊の口元、560号尊の目元が何となく似通っているかな。

昨年末に三十三間堂に行った時の湛慶仏の印象は・・・・『520号は均整取れてて◎、その隣の530号は目離れ気味、540号は目寄り気味、550号は細面気味、560号は顔大きめ
』 と画像から受ける印象と異なる。ただ、正直昨年末の拝観のことはあまりよく覚えていない。何せ最前列の100躯をすべてメモ取りながら拝観してたので記憶が曖昧になりつつある・・・・

東博のホームページを見ると、40号尊他3躯が
8月2日まで展示されてる模様、何とか行かなくては!

できれば30号尊が展示されるタイミングに合わせて本家本元の京都・三十三間堂を再訪したいのだが・・・・・いつ頃になりそうでしょうか、京博さん?



---------

ところで東博で思い出したのだが、毎年夏休みの時期になると運慶・大日如来を中心とした慶派仏の展示が恒例になっているが、今年はどうなるのだろうか? 目玉の一つである真如苑・大日如来(運慶・作)は3月くらいに真如苑に戻ってしまったようだし、現在11室で光得寺・大日如来(運慶・作)、四天王眷属(康円・作)、3室で願生寺・阿弥陀如来と常連仏が公開されていることを考えると、今年の特別展示は慶派以外のテーマになるのか?・・・・・今後も慶派テーマで続けてください、東博さん!

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湛慶…千手観音の貌(30号尊 発見!)

三十三間堂の配置図・最新版はこちら
三十三間堂・二十八部衆: 新配置(2018年版)
↓↓↓↓↓↓↓ ここから元記事 ↓↓↓↓↓↓↓


しばらく仏イベントがなかったので放置気味だったが、久々に三十三間堂・千手観音ネタ。京博に30号尊を確認しに行こう!と思いつつも果たせぬままでいる。取りあえずは京博の画像でも検索かけてみようと調査開始。

kytm

やはり中尊の金剛寺仏の画像が多いのだが......あった!(左下注目!) 

これは紛れもなく三十三間堂・千手観音でしょう。

33gd_s030_2

続いて、録画してた素材より京博関連の番組の検索をかけてみると....こちらにもあった!

33gd_s030_1

33gd_s030_3

....という事で、以前BS某番組で紹介された30号尊の画像は間違っていたようだ。

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並べてみれば一目瞭然!

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30号尊の画像はどれも今一つクリアではないので特徴が掴みにくいが、40号尊同様に状態が良いことと、優美で洗練された感じがうかがえる。

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湛慶・作の9尊はすべて判明したという事で、改めて三十三間堂・千体千手観音最前列の100躯(+おまけの10躯)を並べてみた。

(残念ながら未だに数躯は画像が見つからず、コンプリートはしてない....)

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<クリックで拡大版表示>
これを持って、三十三間堂と京博にこの配置で合っているか確認しに行こう!

いつの日か.....