《過去記事/Twitterより転載/一部加筆》

東京芸大美術館

『興福寺仏頭』


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前半地下2階と後半3階の2スペースで、
弥勒・板彫十二神将 / 仏頭・十二神将・深大寺釈迦如来の展示

仏像の数は少なかったが充実のラインナップ。
二組の十二神将を比べるもよし、
二体の白鳳仏を堪能するもよし、
仏頭の復元CGを見るもよし、
仏像を360度眺めるもよし
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東金堂の十二神将、鎧のデザインを見比べてみると面白い。
招杜羅のブーツ(?)の模様は凝ってるが毘羯羅はシンプル、など。
伐折羅だけはサンダル履き、前傾姿勢で素足に血管が浮き出て
足指踏ん張ってる感じがもの凄い!
 

B2階、最初に登場するのは興福寺国宝館の弥勒菩薩。
国宝館では有名仏に囲まれ出口付近でひっそりしているイメージがあるが、
今回は堂々と先陣を切ってインパクトがある。とにかく衣や装身具が沢山
とても複雑に絡み合い素晴らしい!じっくり見ると違った表情が見えてくる!
 

仏頭と十二神将は通常後ろからは見れないので、360度見れる本展は
良い機会。仏頭の後頭部は穴が開き、正面右側の耳のあたりから内側に
めり込んでいるのがよくわかる。仏頭後方のスクリーンでCG映像が流れ
解説が聞ける。


図録は良い内容だったが2500円はちと高い... 

この後仕事があり拝観時間はわずか20分。仏頭展の後、東博で
特集陳列「運慶・快慶周辺とその後の彫刻」も堪能しようと思っていたのだが.....
本館11室では今日まで曹源寺の十二神将が展示されてて、興福寺の
十二神将と見比べる楽しみもあったが、まことに残念。