夏休み中は雨予報の日が多く、なかなか出かけられず.....そしてもう休みも終わり。今日は晴れ間も出そうなので出かけてみた。塔を見に行くのに横浜駅から南に向かって三渓園に行くか、北に向かって池上本門寺に行くか迷ったが、三渓園はバスで20~30分かかるようなので今回はパス。蒲田で東急池上線に乗換え、初めての池上駅へ。

改札を出るなり池上本門寺。案内図を見ると境内が広そう。

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寺までのルートは特に調べてなかったが、本門寺通りという道を歩いたら数分で到着。


池上本門寺 
山号長栄山
宗派日蓮宗大本山

門を抜けるとまずは階段。

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上りきったところに仁王門、そして大堂(たぶん本堂に相当)

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朱色の金剛力士がお出迎え。

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大堂で日蓮上人(たぶん)にお参りした後、少し手前に戻って東側に進むと、しばらくして目的の五重塔が現れた。


■五重塔(重要文化財)
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塔については別途記そうと思うが、南側と西側の二面が一般道に面しており、かなり車の往来があるため撮影しづらい。また、正面が西側になるが、周辺の木々の枝が写りこんでしまうため、全景がうまく撮れない。ちなみに上の画像は南側の道路から撮影。

思ったより小ぶりだったが、全体は赤色基調で、蟇股(かえるまた)と呼ばれる梁と桁の間にある部材は十二支の彫刻に色彩が施されたもの。初層の窓に相当する部分は四面とも連子窓ではなく板張りで、何かの模様が入っているがこれが何なのかはわからなかった。

続いて墓所沿いの道路を北に向かい、途中から西に折れて大堂の後ろ側を通って階段を下りると、別の墓所に入っていくがそこに忽然と宝塔が現れる。五重塔と逆で、こちらは想像よりも大きくてびっくりした。てっきり背丈の倍くらいの大きさかと思っていた。


■多宝塔(重要文化財)

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多宝塔と呼ばれているが下半分が円筒状になっている、いわゆる宝塔タイプの塔。こちらも赤色基調で軒下の組物が極彩色で彩られており大変美しい。


この後、池上駅に戻り、蒲田経由で上野へ向かう。


びわ湖長浜 KANNON HOUSE

来るたびに緊張する場所。何となく監視されてるようで、しかも静かなのでいつも早く出たくなる。しかし、わざわざ来られた観音様を拝観したい、という欲望との葛藤。

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今回も5分といなかったと思う....次に上野公園に入り、東照宮参道から旧寛永寺の五重塔を撮影するが、どうやっても全景は無理。

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ということで、それならと、思い切って動物園の中に入ってみた。600円払って.....


東京都恩賜上野動物園

上野動物園の中に入るのは本当に何十年ぶりか、確か小学生の時以来なのでは.....年がバレる.....入口から左手の方に進むとすぐに塔が見えてくる。塔周辺は手前にカフェのようなものと、動物が1~2いるだけの閑散区域のようで人もまばら。外国人は立ち止まって撮影していくが、日本人は大半がスルー。

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塔は白鳥のいる池に囲まれており、柵の中に入れば外周を巡れるようになっているが、入る人はいない。従ってほぼ独占拝観状態。

■五重塔(重要文化財) ※旧寛永寺

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やはり塔全体が見れるとテンションが上がる。本門寺同様に赤色基調で蟇股は彩色十二支だが、欄干や軒材が黄色で彩色され、金具も金色に輝いており、より豪華な印象を受ける。初層は連子窓がついている。

都内には国の文化財に指定されてる塔が全部で4基。うち、3基は今日見たもので、もう1基は椿山荘の三重塔(登録有形文化財)。1日でいっぺんに見れてよかったが、奈良・京都にある古塔とは趣が異なり「新しさ」を感じる。それにしても旧寛永寺の塔は動物園が管理する意味がわからない。できれば東照宮の参道から入れるようにしてもらい、動物園とは分離する事を望む。そうすればもっとこの塔の良さが認識されるのではないかと。(もしかしたら人があまり来ないので文化財保護の観点からはいいのかもしれないけど.....)

この後、東博に寄っていこうとしたが、夕方から雨予報(しかもかなりの強雨)だったので早々に帰宅の途についた。