GWの谷間で多少すいているかなと出かけてみたがそうでもなく、それなりに混んでいた。天気もよかったし.....

東京国立博物館
本館に行こうか迷ったが、荷物だけロッカーに入れて中から平成館へ向かう。
(なので、平成館の写真がない....)

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特別展「茶の湯」
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茶の湯の事は何もわからずとりあえず来てみた。入ると物凄い人の数にビックリ。そして今回の目玉でもある油滴天目や曜変天目は360°見れるショウケースの周囲を二重・三重に人が囲んでおり、近づくのも憚られる。これが仏像だったら遠目でもまだ胴から上の部分が見えたりとかするかもしれないが、茶碗はそうはいかない。背伸びして辛うじて「物」がそこにある事がわかるレベル。これはゆっくり鑑賞していたら日が暮れる....という事でシフトチェンジして流し見モードに。
結局ひとつずつ解説を読んでいく集中力も欠き、15分ほどで出てしまった。少々もったいない感じもするが、5月4日期限の年パスで入ったので、まぁ期限前までに使用できて無駄にはならず良かったかなと。

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場外で10分ほどの紹介ビデオのコーナーがあり、これを見てきた。とりあえず素人はこれで十分かも。また、人が少ない頃合いを見計らって来てみようと思う。(そんな時期があるのかどうか....)でも10日ほど前の奈良博・快慶展の時とは時期も時間帯も異なれど、ざっと10~20倍の人がいた事は間違いない。

先月買った「目の眼」で茶器特集をやっているのでもう少し勉強して来ようっと。
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再び本館へ戻ってこちらへ。
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11室奥の十二神将の前に群がる12人のひと(自分含む)

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先月来た際には右方天のみの展示だったが、今回は左方天も。ただ並んで配置されてないのが少々不満。
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右方天(画像では左側)は多聞天、左方天は持国天だと思われるが、二像は若干作風が違うようにも思えた。特にお顔。右方天が妙にノホホンとした感じに見えてしまい、左方天のキッとした顔付きと対照的に感じる。(改めて画像でみたらそれほどノホホンともしてなかったけど)
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平成29年 新指定 国宝・重要文化財
仏像は8室の入口付近に8軀、11室の半分のスペースに11軀と、分かれて展示されている。

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正直なところ、あまりパッとしなかったという印象。金剛寺の巨仏三尊は来館しないのは仕方ないとして、法華寺の維摩居士像や恵明寺の不動明王像などがあればもう少し見所があったかもしれない。特に恵明寺は足立区とかなり近郊にあり、今後拝観のチャンスもあまりないと思われるので、こういった機会にお会いできなかったのは残念。

展示仏の中では、京都 廬山寺の
来迎形阿弥陀三尊が秀逸。鎌倉時代の作のようだが、雰囲気としては即成院の阿弥陀二十五菩薩を彷彿とさせ、中尊は量感がある。脇侍は大和坐りで、向かって左側の勢至菩薩は合掌スタイルではなく「往生者に差し掛ける天蓋を執っていた」との事、あまりよく理解できず。金剛寺 大日如来光背の化仏が2軀、そのうちの1軀は快慶風、恐らく脇侍の不動・降三世明王を作った行快の手によるものとの解説があり、確かに顔付きを見るとそれっぽい。旧小松寺本尊の千手観音も素晴らしかったが、顔の色だけ全体と違っていて少々後補っぽく見えてしまった。平泉中尊寺・基衡壇の像に近い作風との事。三佛寺の蔵王権現はあまり記憶にないのだが、三井記念美術館の「蔵王権現と修験の秘宝」展で拝観してるはず。

3室入口には愛知 本證寺の聖徳太子(孝養像)、その左手には大日如来などの出土仏(金銅仏)がいくつか。


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最後に久々に資料室へ寄ってみた。
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何時間でもいれる。2時間弱、主に過去の展覧会図録、三十三間堂の千体千手観音が掲載されてる書籍、「鎌倉時代」「運慶・快慶」に関連する書籍を中心にとっかえひっかえ見ていった。中に多くの快慶仏が掲載されているものがあり、これは絶対買いだ!と思い、自宅に帰ってから検索しようとするも書籍名を書いたメモが見つからず.....(たぶんこれだろう、と当たりはついてるけど)

快慶展の図録は超充実しているのだが、今回未出展の光台院像・遍照光院像・大行寺像が掲載されていないのが唯一残念なポイント。上記の書籍はそれらも掲載されているので、これで補完すれば全快慶仏を網羅できる。