3連休の中日、小雨がパラつく中 東博へ。甲賀のイベントみたいなのをやってて、ゆるキャラもいたけどスルー・・・・

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東京国立博物館 平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち
とうきょうこくりつはくぶつかん入館日:2016/9/18
所在地: 東京都台東区入館料:(年間パスポート)

正面階段右手より展示会場へ・・・・・室内は混雑していたが、拝観しづらいという事はなく、どこかしら人がいない空間があって、そこを選びながらそれなりにマイペースで拝観できた。40分ほどして退室しようとした時には人が増えたなと思ってたのだが、やはり入口が入場制限されてて10名ほど待ちになっていた。

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中央の本尊を沢山の仏像が取り囲む配置。全ての仏像が重要文化財指定されてる。

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一躯ずつ見ていくと、腕や体躯の一部を欠失している像が多い。やはり目を引くのは丈六仏である本尊の①十一面観音と、その裏手のこちらも丈六の⑨薬師如来。本尊は画像で見ると何とも優しそうな顔つきをされてるが、実際に見上げて拝観すると少々厳しめに感じた。頭上の十一面は個々の面貌がパネルで確認できる。薬師如来のほうは顔がやや上向き加減。

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細身で目が吊り上がってるのが「甲賀様式」というらしい。気になった仏像は・・・・

毘沙門天: ズングリ体型で、顔を宝塔の方に向けてるからか兜がズレて見える。
⑤⑥観音菩薩: 天衣が「W字」になってると解説にある・・・・よく見るとなるほど!
十一面観音: 頭上面は欠失しててパッと見は聖観音。過去に2回拝観してた事が判明・・・・
⑫⑬観音菩薩: とにかく細身。腕も欠失してるから尚更。
地蔵菩薩: 金色に輝く。目が鋭い。こちらもどこかでお見けしたような・・・・
⑱⑲⑳地蔵菩薩/吉祥天: 衣文線がほとんどない・・・・

素朴な感じの仏像が多かったが、甲賀様式など地域色が感じられて興味深い。何と言っても本尊が大迫力!機会があればもう一度来てみよう。本尊は33年に一度開帳されるらしいが、次は2018年(平成30年)の秋との事・・・・割とすぐだね。


東京国立博物館 総合文化展

続いていつもの11室。こちらもほぼ重文の仏像で、十一面観音が多かった。

<クリックで拡大>
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ほとんどが撮影不可だったので、浄瑠璃寺・地蔵菩薩と、3室に展示されてた願生寺・阿弥陀如来のみ撮影してきた。

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展示されてた仏像はほとんどが何度か拝観したことがあるが、秋篠寺・十一面観音の凝った衣文の襞は改めて凄いと感じた。また子嶋寺・十一面観音も堂々たる体躯だがこちらの衣文線も襞が丸まっていたりして凝ってる。櫟野寺仏拝観の後で、新鮮に映ったかもしれない。康円作の愛染明王も勿論良かったが、個人蔵の三尺阿弥陀がなかなかの秀作(先日の鎌倉国宝館で拝観した截金の素晴らしい三尺阿弥陀も個人蔵だった)。個人で所有してる仏像にも実はまだまだ凄いのがありそうだ。


続いて電車で1時間ほど移動して金沢文庫へ。1ヶ月前には休館日に行ってしまったが、今日は開館中と確認済み。



金沢文庫 国宝でよみとく神仏のすがた 新国宝指定 称名寺聖教・金沢文庫文書から
かなざわぶんこ入館日:2016/9/18
所在地: 神奈川県横浜市金沢区入館料:250円

「国宝で・・・・」というタイトルの展示会だった事・・・・これを書きながら知った・・・・一体何を見てきたの?という感じ。

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14時過ぎに入館したところ、ガイドによる解説が始まっていて、多くの人がそちらに集まっていた。そちらを横目に、上階の展示スペースへ行くと3~4人しかいなかったので、かなり悠々と拝観できた。

<クリックで拡大>
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展示されてたのはほとんどが個人蔵の仏像。やはりパンフでメインにもなっている弥勒菩薩が秀逸。

<パンフレットより>

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弥勒菩薩興福寺子院伝来のようで、肥後定慶の作風に近いと解説にあった。確かに丸顔の雰囲気や、くどいくらいの衣文表現が大報恩寺・六観音を彷彿とさせる。後半の天王像は、兵庫歴史博物館蔵の多聞天と一具であったらしく、持国天だと考えられる。最後の迦陵頻伽像(かりょうびんが)は、鎌倉・覚園寺の薬師三尊のうち、日光菩薩光背にあったものではないか、との事。その他に逆手の如来像などもあり、思ったより仏像展示が多く楽しめた。

櫟野寺の本尊は33年に一度の開帳だが、個人蔵の仏像はこれを最後に二度と拝観できないかもしれない。そう考えると仏像拝観も縁あっての事だなと感じる次第。



称名寺 
しょうみょうじ宗派: 真言律宗別格本山拝観日:2016/9/18
所在地: 神奈川県横浜市金沢区山号: 金沢山拝観料:-

いつも通り称名寺の境内を通って帰路へ。曇天で今にも雨が降りだしそうなので仁王像に挨拶をして足早に駅へと向かった。

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〔注〕 記載情報(宗派・山号・拝観料・文化財指定・仏像配置・名称など)は個人調べなので間違っていてもあしからず